猫初心者は子猫か成猫飼うならどっち?しつけができないって本当?
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今回は「猫初心者は子猫か成猫飼うならどっち?しつけができないって本当?」と題してお伝えします。

猫初心者の方には成猫を飼うことをおすすめします。

猫をしつけることは可能です。

この記事をご覧いただくことで、実際に猫初心者の私が里親として成猫を迎え入れた際の経験談や感想を交えて、成猫を飼うことに決めた理由(メリット)についてお伝えします。

よく、しつけができないと言われる猫ですが、猫のしつけについて知識が少ない猫初心者の方に向けて、猫のしつけの方法や心構えについても知ることができます。

では最後までご覧下さい!

 

猫初心者は子猫よりも成猫を飼うのがおすすめ!

猫初心者は子猫か成猫飼うならどっち?しつけができないって本当?

猫を初めて飼う初心者の方は、子猫の可愛い姿にひと目惚れして子猫を選びがちです。

しかし、初めて猫と生活にするのに少しでも不安を感じるのであれば、生後1年を経過した成猫を飼うことをおすすめします。

実際、我が家も猫を飼うこと検討していた段階で、子猫か成猫か迷いました。

初めて猫を飼う我が家は、猫についてわからないことだらけ、また子どもが小さくて手がかかるので、里親を募集しているネコカフェに出向き相談に乗っていただき、比較的に手間のかからない成猫を迎え入れることに決めました。

では成猫を飼うメリットをご紹介します。

 

成猫を飼うメリット

まず、成猫を飼う最大のメリットは子猫と違って手間がかからないということです。

では手間がかからないとは具体的にどういうことか説明します。

  • トイレを失敗しない
  • 留守番ができる
  • 体調を崩す可能性が低い
  • 性格がわかっている

まずは”トイレを失敗しない”ですが、猫は本能的に砂の上で用を足します。

トイレの場所さえ覚えてしまえば習性として、同じ場所で必ず用を足してくれます。

次に”留守番ができる”ですが、性格にもよりますが、成猫だと餌や飲み水を用意しておけば2日間くらい留守番が可能です。

しかし子猫だと急に体調を崩したりだとか、家の中で思わぬ事故も想像され、子猫だけで留守番をさせるのは心配です。

子猫は抵抗力や免疫力が弱く、病気にかかるリスクが成猫と比べて大きく、下痢や嘔吐をすることもあるので、きめ細やかな健康管理が必要です。

最後に”性格がわかっている”ですが、猫の性格形成は1~2歳頃にはできあがると言われています。

猫は一般的にはとても警戒心の強い動物ですが、なかには甘えん坊で、人なっこい性格の猫もいます。

成猫の場合だと、性格がわかっているので、飼い主とのマッチングも上手くいきます!

 

成猫を飼うデメリット

子猫ではなく成猫を飼う場合は、やっぱり一番可愛い子猫時代を見ることができないということです。

私も猫を飼うことを検討しているときに、ペットショップやネコカフェで子猫とふれあいましたが、やっぱり可愛かったです。

しかし、子猫を飼うということは、人の赤ちゃんのお世話をするくらい大変で、覚悟のいるものだと思います。

可愛いという感情だけで選ぶのではなく、ご自身のライフスタイルに応じて子猫を飼うのか成猫を飼うのかを決めるべきだと思います。

好奇心旺盛な子猫と違い、成猫は新しい飼い主に馴染むのに時間がかかると言われています。

しかし、これも猫の性格にもよりますが、人なっこい性格の猫だと、1週間くらいで新しい環境と飼い主に馴染んでくれます。

うちに来た猫さまも最初はゲージからなかなか出てきてくれませんでしたが、1週間くらいで徐々に馴染んできてくれ、なついてくれています。

ちなみにうちに来た猫さまは2歳半のオス猫です!

 

猫はしつけができないって本当?

猫初心者は子猫か成猫飼うならどっち?しつけができないって本当?

猫は犬と比較して、賢さでは劣るようで、しつけが難しいと言われています。

しかし、猫の習性を上手く利用して、しつけを行うことは可能です。

うちの猫さま(成猫2歳半)も家に来たときからトイレの粗相はありませんし、家具を傷付けられたこともないので、育て親が上手にしつけされたのではないかと感心しています。

 

しつけの叱り方にはコツがある!

猫をしつけで叱るときのポイントは

  • その場で直ぐに
  • 短い言葉で強く「こら!!」「ダメ!!」
  • 1回だけ
  • 名前を呼んで叱らない

です。

後から、しつこく怒ることで猫との信頼関係が崩れる可能性があります。

「やっては行けないことをした瞬間に強く短い言葉で1回だけ叱る(名前を呼んで叱らない)」というルールを守り猫と接しましょう。

猫は時間をおいてから叱っても、なぜ怒られているか理解できません。

また、名前を呼んで叱ると条件反射的に名前を呼ばれることが叱られることに結びつくので名前を呼ばれるのが嫌になるケースもあるので、叱るときは名前を呼ばずに叱りましょう。

猫は犬と比較て学習能力が低いので同じような過ちを何回も繰り返すますが、叱り方のルールを守り根気強くしつける必要があります。

 

霧吹きスプレー

猫は水をとても嫌う動物です。

その習性を利用して、猫が困った行動をしそうなときに、猫に霧吹きで水をかけることで、イタズラがなくなると言われています。

しかし、この水を猫にかけるしつけにもポイントがあって

  • 猫の顔には絶対に水をかけない
  • 水をかけているのは飼い主であることを猫に悟られない

ということです。

猫との信頼関係を保ちつつ、猫の困った行動を止めさせるしつけになります。

 

しつけで叩くのはNG

猫はとてもデリケートな動物です。

しつけで叩く行為は、猫に不安や恐怖、反感を覚えさせ、飼い主との信頼関係を損ねるので、絶対にやめましょう。

しつけで叱るときのルールを守り、長い目線で根気強く猫と付き合うようにしましょう。

 

しつけで褒めるときは直ぐにご褒美を!

叱るのと同じように、しつけで褒めるのも、「いい行動」をしたときに、直ぐに短い言葉で褒めてあげましょう。

食べるのが好きな猫にはおやつをあげたり、スキンシップが好きな猫には撫でてあげたり、猫が喜ぶことをして褒めると有効です。

 

トイレのしつけはどうするの?

猫は清潔な環境を好む動物で、トイレを覚えさすのはそれほど難しくはありません。

猫は本能的に砂のある場所で用を足し、砂で隠そうとする習性があるので、猫の好む砂を用意してあげると自然とトイレを覚えてくれます。

猫が粗相をする場合はストレスなどで環境の変化があった場合が多いので、猫が粗相したから怒るのではなく、粗相するに至った原因を突き止めて改善してあげましょう。

 

まとめ

今回は「猫初心者は子猫か成猫飼うならどっち?しつけができないって本当?」と題してお届けしてきました。

子猫を育てる手間や猫を飼うことに慣れていない初心者は1~2歳くらいの成猫を飼うほうが、飼い主の負担も少ないので、成猫を飼うことをおすすめします。

しかし、可愛い子猫に癒やされるのも事実です。

子猫に愛情を惜しみなく注げる覚悟のある初心者の方であれば子猫を飼い始めることも検討してみてはいかがでしょうか。

よく「猫はしつけができない」と言われますが、猫を叱るルールをしっかり守り、根気強くしつけることで、猫のしつけは可能です。

感情で怒ると、猫との信頼関係が損なわれることがあるので注意が必要です。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。