鍵のかかった部屋2話トリックネタバレ戸田恵梨香セリフ考察
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特別編として嵐・大野君が主演するドラマ『鍵のかかった部屋』8年ぶりにフジテレビの月9ドラマ枠に帰ってきました。

今回は『鍵のかかった部屋2話トリックのネタバレを紹介!戸田恵梨香のセリフの考察に注目!』と題してお届けします。

大野君演じる榎本怪が密室のミステリーに挑戦する内容で、毎回トリックの謎解きに驚かされます。

2話の内容は密室で起こった練炭自殺でしたが、部屋に残された品々から犯人特定に繋がる秘密が!

密室トリックに隠された秘密をネタバレします。

また、新米弁護士・青砥純子を演じる戸田恵梨香のセリフから自殺ではなく他殺の可能性を考察します。

では最後までお楽しみ下さい!

 

鍵のかかった部屋2話トリックのネタバレ

第2話の内容は中村獅童さん演じる元泥棒の会田愛一郎の甥・高澤大樹が密室で練炭自殺し、変わり果てた姿で発見されます。

大樹の自殺を疑う会田は、佐藤浩市が演じる芹沢豪の法律事務所を榎本と一緒に訪れミステリーの謎解きが始まります。

 

静電気を利用したトリック

榎本が練炭自殺をした大樹の部屋を訪れ、残されていたテープで窓枠の目張りを再現します。

すると、ドアの目張りに使っていたナイロンテープだけに小さなシワが無数入っていたことに気づきます。

榎本はナイロンテープにあったシワが、ナイロンテープに帯電させることで、静電気が発生しドアの目張りができることを証明してみせます。

しかし、榎本には疑問が残ります。

アルミサッシは気密性が高いので、練炭自殺ならそこまでの目張りは必要ないのでは?では目張りの意味は何なのか?ということでした。

 

鍵がかかった部屋の謎

犯人が練炭自殺に見せかけるために、静電気の性質を利用してドアの目張りができたとしても、大樹の部屋が開かなかったのは事実でした。

部屋は、大樹の義父で高嶋政宏さん演じる高澤芳男がドリルで鍵の近くに穴を開け、会田が工具を使いサムターンを回して開けました。

鍵が閉まっている以上、警察は自殺と処理してしまうでしょうね。

しかし、戸田恵梨香が演じる青砥純子が犯人に繋がる重要な証拠を発見します。

それは『ボイル・シャルルの法則』と書かれたポストイットでした。

 

ボイル・シャルルの法則を簡単解説

ボイル・シャルルの法則と言っても何それと思いませんか。

私もそうでですが、文系の人たちには、「いつ習ったの?」という声が聞こえてきそうですが、中学生の時に習ったそうです(^-^;

危険物の資格などをお持ちの方は詳しくご存知だと思いますが、ここでは簡単に説明します。

ボイル・シャルルの法則は、ボイルの法則とシャルルの法則、2つの法則を合わせて示しています。

ボイルの法則は、温度が一定のとき気体の圧力と体積を変化させるとどうなるかを表した法則です。

一方、シャルルの法則は、圧力が一定のとき気体の体積と温度を変化させるとどうなるかを表した法則です。

気体の圧力、体積、温度の関係を表した法則となります。

 

鍵のトリックは?

会田が甥の大樹の部屋の扉を開けようとしたとき、実は扉の鍵は開いていました。

では、なぜ鍵の開いた扉が開かなかったのでしょうか?

それは、空気を温めることで、その体積が大きくなり、目張りされた部屋の気圧が高まり、外からドアを開けることができなかったのです。

犯人はボイル・シャルルの法則から室内の温度を何度上昇させれば扉が開かないかを計算しエアコンで室温を調整しました。

扉の目張りの目的は、温度上昇により高まった気圧を逃がさないためでした。

でも、会田は高澤芳男がドリルで開けた穴から工具を使用してサムターンを回して鍵を開けています。

その秘密はドリルにあり、ドリルの先端をサムターンに巻き付けた紙テープに当てることで、それが巻き取られてサムターンが回る仕組みとなっていました。

榎本怪は見事にこのトリックを見破り、犯人を追い詰めるのでした!

 

戸田恵梨香のセリフの考察に注目!

戸田恵梨香演じる新米弁護士・青砥が自殺をした高澤大樹の部屋を訪れたときに、彼の部屋の様子を見てこのように言いました。

「ひきこもりのようには感じられない。本当にひきこもりだったのか」

言い換えると、「自殺するようには思えない。これは他殺では?」ということです。

なぜ大樹の部屋を見て、青砥はそのように感じたのでしょうか?

「部屋には参考書がたくさんあり、将来に向けて熱心に勉強していた姿が想像できる」

「部屋もきれいに片付いていたので、引きこもりにしては不自然?」

そんな人間が自殺する理由がわからない、部屋から出なかった理由は別にあったのではと、青砥は推測したと思います。

そして、物語の展開は自殺ではなく他殺だという展開で、犯人の特定に向けて密室のトリックの謎の解明に続いていきます。

戸田恵梨香さんのセリフが物語の展開の ターニングポイントになったということです!

 

犯人は誰?

鍵のかかった部屋2話の犯人は、静電気の特性やボイル・シャルルの法則など物理の知識に長けていた、大樹の義父・高澤芳男(高嶋政宏)でした。

彼の職業は中学校の科学の教師でした。

 

なぜ高澤大樹は殺されたの?

2億円という莫大な遺産を高澤大樹は相続していました。

大樹の義父の高澤芳男は、その莫大な遺産を目的に大樹と姉・美樹を養子にしていました。

遺産2億円を手に入れるために、物理の知識を利用した計画的な殺人だったのです。

中学教師としての芳男の学校での評判は、教育熱心でユーモアに溢れ、生徒・父兄からの信頼も厚い人物でしたが、家庭では遺産のために人を殺めるという残忍な男でした。

高澤芳男を演じる高嶋政宏さんの演技にも注目してドラマをご覧下さい!

 

まとめ

『鍵のかかった部屋2話トリックのネタバレを紹介!戸田恵梨香のセリフの考察に注目!』と題してお届けしてきました。

2話のトリックは物理の知識を応用して、犯人は密室殺人を企てましたが、大野君が演じる榎本が見事にトリックの謎を破りました。

戸田恵梨香さん演じる青砥のセリフを考察すると、自殺ではなく殺人事件だという展開のターニングポイントになっていました。

今回はネタバレを含みましたが、実際のドラマ『鍵のかかった部屋』を見て楽しん下さい!

最後までお読みいただきありがとうございました。