
新型コロナウイルスの世界的流行で、各国でマスク不足が続いているなか、コロナウイルスの流行が落ち着き始めた中国が、使い捨てマスクを生産し輸出し始めたというニュースがありました。
しかし、そのマスクを輸入した国々からは、品質基準を満たしていないなどの理由で返品や廃棄が相次いでいるそうです。
日本にも、中国製使い捨てマスクが大量に輸入され徐々に市中にも出始めているようですが、中国製マスクを使用しても大丈夫なのか疑問に思ったので調べてみました。
実は安全性を疑う粗悪な中国製マスクについては、品質上の問題だけではなく『喉が痛い』など使用して体調不良になったという声もあり、かなりヤバイそうです。
また以前から100均などで売られていた中国製の安いマスクで肌が荒れたという声もあり、中国製マスクを巡るトラブルやクレームは以前からもあったようです。
では中国製マスクは「安全なのか」「大丈夫なのか」もう少し詳しくお伝えいたします。
中国製使い捨てマスクは安全で大丈夫なのか?
4月20日配信のAsageiBizによると、中国では政府がマスクなどの防疫製品の生産を行う企業に対して補助金の交付行い、今までマスク作りとは関係がなかった異業種からの参入が相次いでいるそうです。
日本でもつい先日、大手家電メーカーのシャープがマスクを作り一般向けに販売を開始したと話題になっていましたね。
シャープは、テレビなどを生産するクリーンルームのラインを改造して品質にもこだわり生産をされているようですが、中国でマスク作りに異業種から参入した企業は品質無視の大量生産しているところも少なくないそうで、そういった企業の劣悪なマスクが出荷され、クレームが相次いでいるようです。
中国政府の補助金の拠出の仕方はわかりませんが、もし仮にマスクの生産高に応じた補助金交付というやり方だと、品質無視の数作れみたいな感じになっているかもしれませんね。
もちろん、マスクを作るすべての中国企業がそうだとは思いませんが、過去の中国製品を巡るトラブルを思い出すと、そう思わざるにはいられません。
HUFFPOSTという世界最大級のネットニュースサイトの記事には、中国国内でもマスクなど医療物資の偽物や不良品を製造する違法業者を公安当局が摘発したというニュースがありました。
中国国内、違法業者が横行している実態があり、規制摘発という網の目をかい潜り、粗悪品が世界に向けて輸出されているようです。
そんな状況の中国製マスクですが、品質面で不適格なら安全面でも大丈夫と断言することはできないと感じました。
中国製使い捨てマスク海外の反応は
中国製のマスクが大量に世界に向けて輸出されていますが、海外の反応はどうなのでしょうか?ご紹介します。

オランダは中国製マスクの品質が悪すぎて使用していない残りの在庫60万枚をリコール

フィンランドでは、中国製マスクの品質が使用に耐えられないという理由で、首相が調達責任を更迭

米地元紙ニューヨーク・ポストに「イリノイ州は中国からの見掛け倒しフェイスマスクに1700万ドルも浪費」という記事
世界各国で中国製マスクが原因で波紋を広げているようです。
中国製使い捨てマスク喉が痛いや肌荒れ体調不良の原因でヤバイって本当?
中国製のマスクを使用していて、『喉が痛くなった』『肌荒れた』という体調の異変を感じた人がいるようですが、違法業者によって製造されたマスクならそれも十分あり得る話だと思います。
先日、日本政府が国民に配る予定の布マスクについても、中国から輸入したのではないかと言われいますが、そのマスクにカビや汚れが付着していて回収すると話題になっていました。
知らないうちに、そんなカビの生えたマスクをしてたら、肌も荒れるし、喉も痛くなると思います。
中国からの輸入した粗悪品のマスクは製造過程がわからないだけに怖いですね。
コロナとは別の原因で体調不良になる可能性があり、本当にヤバイです。
中国製のマスクを購入するときは値段だけではなく、品質面も重視してきちんと選びたいものです。
中国製使い捨てマスク大丈夫?みんなの疑問
先月ポチッとしたマスクが届いた♪*゚
中国製だから正直肌ざわりとか気にしていたけど普通でした。
とりまコレで母と2人で使って2ヶ月位は大丈夫かな。— 鳳 (@luv4elu) April 25, 2020
お!マスク届きました😁
中国製。
ありがたいが…衛生面は大丈夫か?
と、つい気になってしまう。
3月16日製造となっていて真空包装だからコロナも死んでるか…
ひと月前だし😁 pic.twitter.com/0jI1YNgOiB— ponta😁頑張れライブハウス! (@blackphotodx) April 21, 2020
#マスク
中国製のマスク本当に大丈夫でしょうか。
製造方法や製造環境作業員の衛生管理体制。
日本より確実にコロナ患者が多い国です。新品のマスクの筈ですがウイルスが付着していない保証があるんでしょうか。
どうしても最近気になってしまいます。
— しゅう (@jxqOE35TjBfynmc) April 20, 2020
中国のマスクとか大丈夫かなぁ?と言う感じだが、基本的に日本に流通しているマスクの5分の4が中国製らしいんで、これは仕方がない流れであろうと思うが・・あの問題動画とか、この時期であるとか、日本以外の国でのトラブルを聞いていると怖いですなぁ。殺菌はしないとね。
— ゆうじ (@okiteneru) April 19, 2020
やっぱり、中国製マスクに対する安全、品質面を疑問視する声は多いですね。
でも、日本で流通するマスクのほとんどが、中国製と言われています。
でもこんな映像を見ちゃうと、ますます中国製マスクに対して不信感と恐怖すら覚えます。
SHARPのマスク
=製造場所・製造元が明確
アベノマスク
=生産地非公開・製造元非公開
中国製マスク
=下記の映像が出回っている安心感はプライスレスなので、シャープのマスクが高いと全く思わない。pic.twitter.com/vNQG7jEZUE
— ジェンディ -Gendy- (@Gendy0802) April 20, 2020
日本製のマスク欲しいけど、手に入れるのは至難の業です。
では安全な中国製のマスクはあるのでしょうか?見分け方についてご紹介します。
安全な中国製使い捨てマスクの選び方
現在話題になっております中国製マスクについてですが、
弊社のマスクは一般社団法人 日本衛生材料工業連合会(全国マスク工業会会員)に加入しておりますのでご安心ください☺️
自社工場での製造になりますので衛生面には問題ございません⭐️#メディコム #マスク #マスク工業会 #衛生 #花粉 #安心 pic.twitter.com/OJXXq3K03s— メディコムジャパン (@MedicomInfo) April 1, 2019
日本で流通している中国製マスクの安全な見分け方ですが、『日本マスク工業会』のロゴマークが入った製品を選ぶということです。
ロゴマークはこんな感じです。
出典:一般社団法人 日本衛生材料工業連合会
同じ中国製マスクでも、このロゴマークがあるのか、ないのかでマスクを選べば、粗悪品をつかまされる可能性は限りなく低いと思います。
ただし、『日本マスク工業会』のロゴマークを偽造した製品もあるようなので注意が必要です。
中国製マスクの特徴。
(画像引用元:Twitterから拾ったものです。) pic.twitter.com/MvaBcxtdL5— Louise C. (@LouisePJCTW) April 23, 2020
なぜ日本マスク工業会のロゴマークがついていたら安心なのか?
日本マスク工業会のロゴマークを自社の製品に表示するには、全国マスク工業会に表示商品の登録申請をする必要があります。
登録申請の内容は多岐にわたるのですが、製品に対する品質基準、製造管理基準が厳格に定められているので安心できます。
品質基準では発がん性物質のホルムアルデヒドの検出基準が定められており安全面に対する確かな保証があります。
直接口や肌に触れるものだから発がん性物質はNGですよね。
製造管理基準ではメーカーの苦情処理担当者の選出と連絡先情報を示すことが求められているので責任の所在がきちんとしているのも安心できますね。
また申請内容に逸脱がないか継続的に調査され、申請したからOKではなく申請内容がきちんと守られているか検査する機能もあり安心できます。
日本マスク工業会のロゴマークがついたマスクは厳しい品質管理、製造管理の基準に合格しているので安心して使用することができるということです。
中国製使い捨てマスクは大丈夫なの海外の反応は?喉が痛いや肌荒れ体調不良の原因でヤバイって本当?まとめ
今回「中国製使い捨てマスクは大丈夫なの海外の反応は?喉が痛いや肌荒れ体調不良の原因でヤバイって本当?」についてお届けしました。
違法業者が作ったヤバイ中国製使い捨てマスクだと、「喉が痛い」「肌が荒れる」など体調不良を起こす可能性は大いにあり得ると思います。
海外の反応も、クレームのばかりでいい評価はありませんでした。
そんな大丈夫なのと疑いたくなる中国製マスクですが、安全・安心の証「日本マスク工業会のロゴマーク」がついた製品を選べば安心してお使いいただける思います。
中国製使い捨てマスクを選ぶときは値段だけではなく、品質もしっかりチェックしてみてくださいね!!